「なんだか眠くなってきちゃったあ」
「でももうすぐ家着くよ」
「じゃあ何か面白いお話しして」
「うーん、それじゃあ心理テストね。ハルさんが恋人に求める条件を三つ教えて」
「黒髪で」
「うん」
「僕にムラムラするような」
「おお」
「ふたなりの女の子」
「おおっ?? おお!? (リーチだぞ!)じゃ、じゃあさ、その三つの条件に合致する人が二人いたら、最後に出す条件はなに?(それが一番大事なんだ!)」
「もうそれ以上条件なんて必要ある?」
「えっ」
「三人で仲良くすればいいじゃない〜」
「えっ」
「博愛〜」
「えっ」
「あ、ユキちゃん、想像してえっちな気分になっちゃったんでしょ?」
「お、う、うう〜ん……」
その後滅茶苦茶博愛(エロい意味で)された。
(あ、あれ……つまりハルさんが一番重視する事って……)
「余計な事考えてたでしょ〜、だーめー」
「うぉっ、あ、やめっ、あ〜……!」